住まいそのものよりも庭の広さにこだわって

私が新たな住まいにこだわった部分は、実は住宅そのものでは無く、むしろ庭の充実でした。

純粋なガーデニングや家庭菜園だけでなく、広い庭の一部に1坪程度のアルミ温室を設け、そこで大好きな鉢花を育てたいという強い欲求があったのです。

残念ながら子供はいませんでしたが、その分新たな住まいの間取りを十分なゆとりを保ちつつコンパクトに造る事が出来、庭を大きく広げる事が出来ました。
リビングから庭を眺められるテラス、そしてすぐ降りられ庭作業に出られる庭への連続した配置は十分満足出来るもので、休日なら食事後すぐに庭に出られるのは大変便利なもの。肝心の温室も東向きの日照豊かな場所に建てられ、午前中の穏やかな陽光を受け鉢花皆すくすくと育ってくれています。

住まいをコンパクトに出来たのは、収納スペースを上手く壁と一体化して設けられた事も大きいと思います。
それにより余計な収納家具が部屋を占拠しなくなり、暮らしやすい寝室やリビングを作り出せたのは、優れた建築士に設計を依頼して注文住宅を建てたからでしょう